燃費が20%以上もアップする!?車の燃費向上のための8つの方法!

photo credit: Cheapest gas in town?

photo credit: Cheapest gas in town?

2014年4月から、消費税が8%に上がりましたよね。色々な出費が増えてしまうので、車を持っている人の負担も大きくなりました。なので、車の維持費などを節約する人も増えているようです。

メディケア生命保険が実施した『消費税増税後の節約術・貯蓄術に関する調査』によると、「安いガソリンスタンドを選び、最寄りよりも30分以上かけて給油しに行く」というアンケートに「経験あり」と答えた人が、全体の25%もいることが分かりました。

これって、スゴイことですよね(@_@;) 安いガソリンスタンドへ行くために、余計な時間やガソリンを使っているわけです。もう、節約なのか浪費なのか分かりません(笑)

なので、今回は燃費を節約する方法を紹介したいと思います。

燃費に関する基礎知識

車の燃費を確認するには?

最近の車には、燃費計が付いているものが増えてきました。平均燃費や瞬間燃費が表示されるので、一目で分かるようになっています。

これはどのように計測しているのかというと、インジェクターから噴射した燃料と走行距離から計算して、リアルタイムで燃費が表示されるようになっているわけです。

誤差は5%程度しかないようなので、かなり信頼性は高いと言えます。

では、車に燃費計が付いてない場合には、どうやって計測すればいいのでしょうか?

これは、一般的に「満タン法」と呼ばれる方法を利用します。計測する手順は、以下の通りです。

  1. ガソリンを満タンに給油する
  2. トリップメーターをリセットする
  3. そのまま普通に走行する
  4. 次の給油時に、給油量と走行距離をチェック
  5. 走行距離を給油量で割ると燃費が出てくる

たとえば、前回の給油時からの走行距離が300kmで、給油量が30Lだったと仮定します。すると、「300km÷30L」という計算式となり、10km/Lという燃費が導き出されるわけです。

すごく簡単な計算ですよね。正確に燃費が計算できないと、燃費を向上させることはできません。なので、毎回の給油時に燃費を計算して、ノートなどにメモしておくと良いでしょう。

カタログ燃費と実燃費が異なる理由

車を購入するときに、燃費の良い車を優先的に選ぶ人は多いと思います。しかし、実際に乗ってみると、カタログの燃費より大幅に悪いのでガッカリすることが少なくありません。なぜ、カタログ燃費と実燃費が異なるのでしょうか?

それは、特殊な計測方法を行っているからです。現在の燃費測定は、国土交通省が定めた「JC08モード」という方法が採用されています。これは、いくつかの自動車の走行パターンから、燃費を測定する方法ですね。

実際に道路を走行するのではなくて、シャーシダイナモを使用していろいろなパターンで計測しているわけです。そのため、実際とは道路状況が異なることにより、燃費が良くなりすぎてしまいます。

dynamometer

なので、実燃費としては、カタログ数値よりも70%ほど低くなると思ってください。たとえば、カタログで15km/Lと表示されていれば、実際には10~11km程度になるということです。(走り方によっては、それ以下になるかも)

ガソリンが消費するのはいつか

車を運転することにより、ガソリンは消費されていきます。しかし、常に大量のガソリンが使われるわけではありません。一定の速度で走っていたり、信号待ちをしているときなどは、ほとんどガソリンは消費されていないわけですね。

では、どんな時にガソリンが消費されるかというと、大きなパワーを使っているときです。

  • 停止時から加速するとき
  • 前の車を追い越すとき
  • 坂道を上っているとき
  • 時速100km/h以上で走っているとき

つまり、アクセルを強く踏み込む時に、ガソリンが大量に使われるということですね。運転が荒っぽくてアクセルを踏みがちな人は、かなり燃費が悪くなっていると思います。同じ車に乗っていても燃費に差が出るのは、運転の仕方に違いがあるといえるわけです。

最も燃費効率の良い走り方としては、一定のスピードを維持しているときです。加速も減速もせずに、常に同じスピードで走り続けるわけですね。こうすれば、ガソリンの無駄遣いをせずに走ることができるでしょう。

また、メンテナンスをしていない場合も、余計にガソリンを消費しやすくなります。

  • タイヤの空気圧が低い
  • タイヤの溝が摩耗している
  • エンジンオイルが汚れている
  • エアフィルターが汚れている

こういった状態だと、エンジンに負担が掛かってしまいますよね。そのため、余計なパワーが必要となってしまい、ガソリンを多く使ってしまうということです。だから、定期的に車のメンテナンスを行うようにしましょう。

燃費を節約するためのテクニック

日頃の運転を見直すことで、大きく燃費を抑えることもできます。実は、ガソリンの消費量は、車の性能だけでなく運転者の乗り方にも大きく左右されます。運転の仕方を変えるだけで、燃費が20%以上も向上することがあるようです。

だから、環境に優しい運転方法を身に付けて、燃費を向上できるようにしましょう。

丁寧な運転を心掛ける

これは、基本中の基本となります。車に乗るときには、アクセルを強く踏み込まずに、優しく運転してください。急加速や急ブレーキを繰り返すことで、どんどん燃費が悪くなってしまいます。

信号待ちから発進するときにも、ゆっくりとアクセルを踏み込むようにしましょう。追い越しなども、無理にしないほうが良いですね。

急発進や急加速などをすると、ガソリンを無駄に消費してしまいます。また、エンジンなどにも負荷かが掛かりますから、車の寿命を縮めてしまうことにもなります。なので、必要以上にアクセルを踏まないようにしてください。

アイドリング時間を減らす

停車時のガソリン消費は少ないですが、それが積み重なると燃費の悪化につながってしまいます。なので、エンジンをかけたまま長時間停車するのは止めましょう。しばらく車を止めるのであれば、エンジンを切ったほうが良いですね。

プリウスやアクアなどのエコカーには、アイドリングストップ機能が付いているものが多いです。信号待ちなどでも自動でエンジンが止まるので、燃費の向上に大きな効果があります。

アイドリングストップが付いていないなら、停車時間を減らすために信号の手前から減速を始めるなどの工夫をしましょう。

渋滞の道を避ける

渋滞に巻き込まれると、加速や減速を繰り返すことになります。また、アイドリングの時間も増えてしまうでしょう。これだと、かなりのガソリンを消費してしまうことになるわけです。なので、なるべく流れの良い道を走ってください。

カーナビの渋滞情報をチェックして、空いている道を選ぶようにしましょう。特に、行楽シーズンは道路が混雑しますから、渋滞が少ない時間帯や道路を選択することをおススメします。時間の短縮にもなりますし、一石二鳥ですね。

十分な車間距離を取る

車間距離が狭いと、前の車に合わせて加速や減速の頻度が増えます。追突のリスクもアップするので、何も良いことはありません。だから、余裕を持って間隔を空けるようにしてください。

十分な車間距離があれば、一定のスピードをキープすることができます。そうすれば、アクセルを吹かす必要がなくなるので、ガソリンを消費しにくくなるわけです。

ちなみに、適切な車間距離は、「スピード-15」だと言われています。つまり、時速60kmで走っているのなら、「60-15」なので45メートルの車間距離が必要だということですね。スピードが速いほど必要な車間距離も増えるので、覚えておくようにしましょう。

エンジンブレーキを多用する

最近のクルマは、エンジンブレーキを使っているときは、燃料の供給が止まるようになっています。なので、減速時や長い下り坂等であれば、積極的にエンジンブレーキを使ってください。エンジンブレーキを上手く使って惰性で走行すれば、ガソリンを節約することができます。

高速道路の料金所や赤信号の手前などでは、数百メートル手前からアクセルを離してゆっくりと減速しましょう。直前でブレーキペダルを踏むと、燃料の無駄遣いとなってしまいます。これは知らない人が多いですから、覚えておくと良いですね。

短距離走行を控える

近くのスーパーへの買い物や最寄駅までの送り迎えなど、短距離での走行を繰り返すと燃費が悪くなってしまいます。なぜなら、エンジンが十分に暖まらないままで走行することになるので、燃料効率が落ちてしまうからですね。

また、短時間でエンジンの始動を繰り返すことでも、多くのガソリンを消費してしまいます。なので、近場の移動であれば、徒歩や自転車などを使うと良いですね。基本的には、20km以上の移動の場合にのみ、クルマを運転するのが良いと思います。

車内の荷物を減らす

車の中に、余計な荷物を大量に積んでいる人がいますよね。車重が重くなると、それだけで多くガソリンを消費します。なので、使わない荷物などは、なるべく載せないようにしてください。もちろん、同乗者が多い時も同じなので、大人数を控えるのもポイントです。

どうしても重いものを積む必要性があるときには、なるべく車内の前の方に置くようにしてください。トランクなどに重いものを入れてしまうと、車体が少し上向きとなるので空気抵抗が増して燃費の悪化につながります。

重心が前にあることで、空気抵抗が少なくなりガソリンを消費しにくくなるわけですね。

タイヤの空気圧を上げる

タイヤの空気が少ないと、地面との摩擦が多くなります。なので、余計な負荷が掛かってしまい、ガソリンの消費が多くなります。タイヤが一回転するために多くのパワーが必要となるので、燃費が悪くなるということですね。

一方、タイヤの空気圧を高めておけば、摩擦を減らすことができるわけです。少ないパワーでタイヤが回りますから、燃費の向上につながります。

また、最近だと「エコタイヤ」と呼ばれる低燃費をウリにしたタイヤも販売されています。転がり抵抗が少ないように設計されているので、ガソリン代を節約することができるでしょう。なので、タイヤの交換をする機会があれば、エコタイヤも検討してみてください。

燃費向上グッズは効果があのか?

カー用品店などに行くと、燃費向上のためのグッズが多く販売されています。タンク内に入れる液体やエンジン洗浄剤、シガーソケットに差し込むタイプなど、いろいろな種類がありますよね。こういったものを、購入したことがある人もいるかもしれません。

ただ、こういった商品の多くは、全く効果がないと言っていいでしょう。

最近はエコカーブームなので、各メーカーは少しでも燃費を抑えるために莫大な費用をかけて技術を開発しています。なので、巷で販売されているグッズの存在は知っているはずですし、効果も検証しているでしょう。

もしも、本当に効果があるグッズがあるのなら、メーカーが純正で採用するはずです。そうなっていない以上、燃費向上グッズの多くは眉唾物と言わざるを得ません。

先述の通り、燃費の節約には日頃の運転に気を付けることが最も効果的です。だから、変な商品に騙されることの無いようにしてくださいね。

安いガソリンスタンドを見つけよう

どれだけ燃料の節約を心がけていても、高いガソリンを購入しているのなら意味がありません。ガソリンを安く買うことができれば、ダイレクトに燃費を下げることができるわけです。だから、自宅の近所で安いガソリンスタンドを見つけておくようにしましょう。

そこでおススメなのが、「gogo.gs」というサイトです。このサイトでは、全国のガソリン価格が、口コミによって投稿されています。なので、近くのガソリンスタンドを調べてみて、最も安かったところで給油するようにしてください。

ガソリン価格は毎日変動しますから、定期的にチェックすると良いでしょう。

車の維持費を節約するなら自動車保険の見直しが効果的

燃費を改善することでガソリン代を節約することは大切ですが、それと並行して自動車保険の見直しもやっておきましょう。自動車保険料は年間で数万円もしますし、それが安くなると相当なインパクトがあります。

実は、同じ補償内容でも保険会社が違うだけで保険料が全然違います。私の場合、保険会社を変えただけで、保険料が71,500円⇒19,930円になりました。年間で5万円以上も安くなったので、すごいことですよね。

無駄な特約を付けすぎている人も多いですから、自動車保険を見直してみると良いでしょう。

そこでおススメなのが、「インズウェブ」というサービスです。補償内容を指定するだけで、最大で20社の保険料を調べることができます。

どの保険会社が安いのかが一目瞭然ですから、今よりも保険料を下げることができるはずです。見積りは無料なので、ぜひ使ってみてください。

自動車保険の無料一括見積りはコチラ

satei-banner

車を高く売りたいのなら、複数の業者で査定を受けてください。実は、業者によって査定額が全く異なるので、1社だけだと相場よりも安く買い叩かれてしまう可能性があるからです。

複数の業者で見積もりを取れば、それぞれの金額を比較することができます。その中から最も高い業者を選べば、確実に高額査定を受けることができますよ。

私がプリウスを手放した時には、32万円も高く売ることができました。

国内最大手の「ズバット車買取比較.com」なら、最大10社の査定依頼が一度にできます。

もちろんすべて無料なので、必ず利用しましょう。

⇒ズバット車買取比較.comの無料査定はコチラ

satei-logo

hoken-banner

自動車保険を申し込む際には、まず複数の保険会社で見積もりを依頼しましょう。同じ補償無い方でも保険料が全く異なりますし、独自の特典を付けている保険会社もあります。

なので、1社だけで決めてしまうと損をすることが多くなってしまうわけです。

私の場合、複数の会社で見積もりをしたところ、保険料が71,500円⇒19,930円になりました。年間で51,750円も安くなったわけですね。

インズウェブなら、最大20社の見積もりを一括で申し込むことができます。無料で使えますから、賢く自動車保険を選ぶためには必須だといえるでしょう。

⇒自動車保険の無料一括見積もりはコチラ

hoken-logo

フォローする