悪徳買取業者のトラブルに巻き込まれないために

悪徳買取業者のトラブルに巻き込まれないために

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車の買取業者は、最近ではかなり多くなっていますよね。テレビや雑誌でコマーシャルしている業者も多いですし、メジャーな存在となってきました。しかし、それと同時に色々なトラブルが増えてしまっているのも事実です。

 

中には、かなり悪徳な業者も存在していますから、それらに騙されないように対策をしておくことをおススメします。変なトラブルに巻き込まれて、嫌な思いはしたくないですよね。なので、事前に知識を付けておいて、怪しい業者を見分けられるようにしておきましょう。

 

ここでは、よくあるトラブル事例を紹介します。

 

威圧的な対応をする業者

 

買取業者としては、すぐに契約してくれる客を求めています。他の業者と競合すると査定が高くなってしまいますし、何度もやり取りをしなくてはいけないので手間がかかります。ですから、査定をしたその日に契約を決めたいというのが、買取業者の本音となります。

 

なので、契約するまで帰らなかったり、数人がかりで契約を迫ってくる悪質な業者もいるようです。女性だったり気の弱い人だったら、強引に迫られると契約してしまう場合もあるかもしれません。でも、それだと明らかに損をするだけなので、絶対に契約しないでください。

 

対策としては、「主人(嫁)が不在なので、今すぐは決められない」と答えることです。決済者がいないのであれば、業者はどうすることもできません。自分には権限が無いことを伝えて、帰ってもらうようにしましょう。

 

契約終結前のトラブル

 

稀に、契約していないのに、車だけ持って行かれる場合があります。「工場で詳しく調べたい」とか「直接見たいと言っているお客がいる」などと言って、車を持っていくわけですね。すると、後で連絡があって、「○○万円で売れたから契約してほしい」などと言われます。

 

こちらが承諾していないのに、次に買い手が見つかったといって契約を迫られます。かなり強引なやり方ですよね。これだと、契約するしかない状況に追い込まれて、二束三文で車を手放すハメになってしまいます。

 

これを防ぐためには、契約前には車を渡さないということです。車を持って行かれそうになったら、「使う予定がある」といって止めてください。そもそも、契約前に車を持ち出すのは違法行為ですから、絶対に止めさせましょう。

 

売却後のトラブル

 

満足のいく価格を提示されて契約が決まったとしても、その後にトラブルに巻き込まれることがあります。それは、売却が終わった後に、「事故の履歴が見つかったから減額する」などと言われてしまうパターンです。

 

中には、意図的に事故車だということを隠していたということで、訴えるぞと脅される場合もあるようです。しかし、ここで屈しないでください。「契約後に事故車だと判明した場合」でも紹介していますが、車の売り手が罪に問われることはありません。

 

そもそも、査定士は車の査定のプロです。なので、査定時に見抜けなかったことが悪いわけですから、クルマを売った側が罪に問われることは無いです。ですから、契約後に文句を言われたとしても、応じないようにしましょう。

 

また、契約が決まった後に、代金の支払い前に業者が倒産するケースもあります。これは、かなり稀なケースですが、可能性として知っておいてください。だから、あまり名の知れていない業者には、売却しないなどの対策が必要かもしれません。

 

 

 

以上、トラブルに巻き込まれない方法を紹介しました。いざという時に慌ててしまわないためにも、事前に知識として知っておくようにしてください。スムーズな取引をするためには、必要なことだといえます。



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