買取交渉においては、信用・信頼を大切にする

買取交渉においては、信用・信頼を大切にする

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買取査定だけでなく、すべての交渉において信用や信頼は大切となります。騙されないために、ちゃんとした業者を選ぶことが重要です。相場よりも遥かに安く買い叩くような悪徳な業者も存在するので、注意しないといけません。

 

そして、自分が業者から信用されることも重要な要素です。買取業者も人間ですから、誠実さが感じられない客は相手にしたくないと思っています。だから、横柄な態度だったり、嘘をつくような人であれば、買取拒否されることもあります。

 

また、査定価格が出たとしても、限界ギリギリの価格を提示されることはほぼありません。やはり、不誠実な人に高いお金は出したくないわけです。ですから、査定交渉の短い時間の中で、信頼を得られるように工夫するようにしましょう。

 

買取査定でやってはいけないこと

 

嘘をつく

 

業者は、毎日いろいろな人と買取交渉を行っています。数百台という車を査定した経験がありますから、嘘をついてもすぐにバレてしまいます。修理歴があるのに無いと言ったり、走行距離を改ざんしたり、他社の査定額を吹っかけてみたりなどですね。

 

こういった嘘をつくと、イメージがすごく悪くなります。そして、査定に影響しない嘘であっても、「他にも嘘があるかもしれない」と警戒されるので高額査定が出にくくなるわけです。どうせバレてしまいますから、正直に対応するようにしましょう。

 

 

自分のことしか考えない

 

交渉というのは、両社にメリットがあって初めて成立するものです。だから、自分の都合ばかり主張していては、交渉は決まりません。たとえば、自分の希望額を伝えて、そこから一歩も譲らないタイプですね。自己主張するのは大切ですが、そこに譲歩の気持ちが無ければいけません。

 

また、希望額を途中で上げたりする人もダメですね。つまり、自分の希望通りの価格が提示されたのに、「もう一声!」といって希望を引き上げる人です。こういう人は、キリが無いので業者から嫌われてしまいます。

 

最悪の場合、買取を拒否されることもあるので、注意しましょう。

 

 

態度が悪い

 

こういう人も、かなり多いようです。言葉遣いが悪かったり、横柄な口調で対応する人ですね。こういったタイプは、後でトラブルになると面倒ですから敬遠される傾向にあります。クレーマー気質の人だと、交渉は成立しにくいです。

 

また、自分の希望額に届かないと、暴言を吐いたりする人もいます。感情的になってしまうと、そこから交渉の余地が無くなってしまいます。ですから、できるだけ冷静に対応するようにしてください。

 

客だとしてもマナーを守ることが大切

 

高くクルマを売るためには、業者と敵対してはいけません。「営業マンの気持ちを高める」でも紹介していますが、買取業者も人間ですから自分の感情を持っています。だから、そこを逆なでするのではなくて、喜んで交渉してもらえるように話を持っていきましょう。

 

イソップ童話の『太陽と北風』じゃないですが、強引に価格交渉をしても決まることはありません。なので、買取業者とコミュニケーションを図りながら、両者のメリットを成立させることができるように意識してください。

 

自分が業者だったら、どんな客が良いかを考えても良いですね。マナーが悪いというだけで交渉が決まらないのは、すごくもったいないことです。ちゃんと価値のある車なら高く売れるので、覚えておくようにしましょう。



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