事故車や不動車は廃車にするより買取業者に売ってしまおう

事故車や不動車は廃車にするより買取業者に売ってしまおう

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事故を起こして走行不能になった車やガレージに放置している不動車、水没して動かない車などは、廃車にするしか方法がないと思われがちです。でも、そういった訳ありの車であっても、買取業者の査定を受けることをおススメします。

 

実は、クルマは動かない状態でも価値があるものですし、ボロボロで買い手が付かないような状態であっても高く売れることがあります。自分で廃車にするには、手続きが面倒ですし費用も掛かってしまいます。

 

なので、廃車にする前に、買取査定を受けてみましょう。

 

 

自動車を解体して廃車するには?

 

まず、自動車を廃車にする手続きを紹介します。ハッキリ言ってかなり面倒ですが、知識として知っておくと良いでしょう。大まかな流れとしては、以下のようになります。

 

  • 解体屋でクルマを引き取ってもらう
  • 陸運支局で永久抹消登録を行う

 

解体屋でクルマを引き取ってもらう

まず、クルマを壊してしまう必要がありますから、解体屋さんへ持っていきましょう。電話帳などで最寄りの業者を探してください。不動車の場合には、レッカーで引き取りに来てもらうことも可能です。

 

そして、クルマの引き渡しが終わると、「解体証明書」を発行してもらうことができます。それと、「ナンバープレート」を外してもらってください。「解体証明書」と「ナンバープレート」は、抹消手続きの際に必要となります。

 

陸運支局で永久抹消登録を行う

次に、陸運支局へ行って、手続きを行います。「抹消登録申請書」に必要事項を記入して、「解体証明書」と「ナンバープレート」とともに窓口へ提出してください。申請費用は数百円で済みます。そして、「抹消登録証明書」を受け取って手続きが完了となります。

 

 

不動車であっても買取してもらおう

 

上記のプロセスを踏めば、誰でも車を廃車にすることができます。しかし、手間も時間もかかってしまうので、あまりお勧めできません。メリットがありませんからね。なので、廃車にするのであれば、買取業者に引き取ってもらうようにしてください。

 

どんな車でも価値がありますから、幾ばくかのお金に変えることができるんです。なぜなら、日本車は海外で人気が高いので、輸出用の中古車としてニーズがあるからです。日本では買い手が付かないようなボロボロの車でも、海外なら欲しがる人はいっぱいいます。なので、買取業者は喜んで買い取ってくれるわけです。

 

また、事故で大破してしまったクルマであっても、鉄資源として再利用することができます。最近は鉄の値段が高騰しているので、事故車などの価値も非常に高いです。だから、どんな車であっても、買取は可能なんですね。

 

ですから、廃車にしようと思っているなら、買取査定を受けてみて下さい。二束三文であっても、お金がもらえるのであれば得ですから。



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