トリビュートを高額買取してもらうには？

トリビュートは、2000年に発売されたSUVです。「ドライビング・エンタテイメントSUV」というコンセプトを打ち出し、オフロードでの走破性とオンロードの快適性を両立させています。

フォードとの共同開発であり、姉妹車のフォード「エスケープ」がありますね。パーツの多くは海外からの取り寄せであり、右ハンドル車は広島工場・左ハンドル車はアメリカで生産されました。

日本では販売不振となり2005年に生産が終了しましたが、北米市場では2011年まで販売されていましたね。そのため、海外からの評価は高く、輸出業者が高額で買取する場合が多いです。

■グレード一覧

当時の親会社であるフォードと共同で、トリビュートが開発されました。マツダが初めてフォードと共同開発したことで、大きな話題となりましたね。新開発のCDプラットフォームに、フォード製の2.0L・直列4気筒と3.0L・V型6気筒エンジンが用意されています。

V型6気筒モデルで車両価格が250万円前後であり、同クラスの「ハリアー」よりもかなり安い価格帯でした。着座位置も高くて見晴らしが良いために、若者を中心として多くの支持を集めましたね。

ただ、日本では思うような販売実績が見込めず、わずか5年で生産が終了してしまいました。これを機に、マツダの国産車でSUVが不在となりましたが、2006年に「CX-7」が登場してSUVが復活しています。

また、北米市場では一定の需要があり、オーストラリアや台湾などでも販売数を伸ばしていますね。2007年には北米で2代目のモデルチェンジが行われ、ハイブリッド化されました。エンジンやプラットフォームは先代からの流用ですが、ハイブリッド仕様ということで人気を獲得したようです。

当初からアメリカをメインターゲットとしており、1,800mmを超えるほどの全幅で室内空間が広くなっています。そのため、道路が狭い日本では取り回しに難があり、販売が不振になったと考えられますね。

日本では5年しか販売されていないため、中古市場にはタマ数が少ないです。最近は、SUVの人気で中古価格が高騰していますから、トリビュートもそれなりの金額で売却できるかもしれません。

また、海外の方が人気の車ですから、輸出業者が転売するために高く買取する場合もあります。なので、色々な業者で査定額を比較してから、交渉を重ねるようにしてください。そうすれば、相場以上で売却できる可能性がありますよ。

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