ピノを高額買取してもらうには？

ピノは、日産が販売していた軽自動車です。スズキのアルトをOEM供給してもらったモデルで、マツダのキャロルとも姉妹車となっています。スズキとの提携強化によって発売された自動車であり、日産の軽自動車としては4番目のモデルです。

室内空間が広いですから、大人が4人乗っても窮屈さを感じません。日常の買い物や通勤などに使うのであれば、かなり重用するクルマです。また、小回りが利きますから、運転が苦手な女性でも安心して乗ることができるでしょう。

軽自動車は、中古車市場でも最も人気が高いジャンルです。一家族で複数台購入することもありますので、季節を問わずニーズがあります。なので、状態が良い車両であれば、思った以上の高額で売却できる可能性があります。

■グレード一覧

2007年に発売されたピノは、20代前半の女性をターゲットとしています。なので、日産車の中では、最も安い価格帯に設定されていました。さらに、安全性能にも考慮されており、ABSを全車標準装備としています。アルトやキャロルとの差別化では、フロントデザインを変更するなどの対応を行っています。

直列3気筒DOHCエンジンを搭載して、電子制御4速ATが組み合わされました。また、グレードによっては、3速ATや5速MTになっている場合もあります。2009年にはスズキのアルトがモデルチェンジを発表しましたが、ピノは旧型のままで販売が継続されました。そして、翌年には、そのまま生産終了となっています。

販売期間が3年程度しかなかったですが、女性を中心として人気を集めたモデルです。ベース車が軽自動車として定評のあるスズキなので、車の信頼性は非常に高いと言えるでしょう。スズキのアルトは現行モデルで販売が続いていますから、ピノの中古車も人気があります。

ですから、売却時にも良い値段が付く可能性がありますよ。