買取業者でも買取拒否される自動車とは?

買取業者でも買取拒否される自動車とは?

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買い取ってもらえない自動車はありますか?

条件により買取できない場合があります。

最近は、買取専門業者が増えてきたので、どんな自動車でも気軽に売ることができるようになりました。事故車や不動車でも専門の買取業者がいますから、売るのに困ることはありません。しかし、そんな買取業者でも買取拒否されてしまう自動車があります。

 

それは、以下のような車両です。

 

  • 他人名義の車
  • 盗難の可能性がある
  • 犯罪に使われた疑いがある
  • 車体番号が削られている
  • 車体番号と車両のグレードが一致しない

 

他人名義の車は、委任状が無い限り売却することができません。もしも、所有者が無くなっていた場合は、名義を変更してから売るようにしましょう。陸運支局へ行けば、手続きを行うことができます。

 

盗難や犯罪の疑いがあるクルマも、買取拒否されます。これは、言うまでもありませんよね。ナンバープレートの封印が外されていたり、車体番号が削られている、人を撥ねたような跡があるクルマは売ることは出来ません。

 

あと、よくあるのが車体番号と車両のグレードが一致しないケースですね。これは、「ニコイチ」と呼ばれる車両です。事故で大破した車を、使える部分だけ切断してつなげた車ですね。こういったクルマは、強度が不足していたり安全性に問題があるために、商品としての価値がありません。

 

なので、買取店であっても買取を拒否されてしまうわけですね。悪質な中古車販売店は、ニコイチ車両を販売していることがあるので、知らずに購入してしまう人は意外と多いです。素人が見ても判別が付きにくいですから、購入の際には十分に注意してください。

 

ただ、基本的に普通に使っていた車であれば、買取拒否されることはまずありません。なので、安心して査定を受けるようにしましょう。


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