マークIIを高額買取してもらうには？

マークIIは、トヨタが販売していた中型高級セダンです。クラウンのワンランク下の車種で、中流階級の人々に人気が高かったクルマですね。チェイサーやクレスタと共に、３兄弟車として80年代に爆発的にヒットしました。

耐久性が高く、10年以上乗っても故障が無い車両も多いです。なので、タクシーや教習車、ハイヤーなどとして使われた時代もあります。デザインも古くないので、若者から年配層まで乗ることができます。

中古車市場でもセダン部門では売れ筋のクルマなので、高く買い取ってくれる業者もあるようです。販売終了となっているモデルですが、今でも買取相場は落ちていません。長く乗れる車なので、これからも高く売りやすいクルマと言えるでしょう。

■グレード一覧

1968年から販売されていたので、かなりの歴史があるクルマです。6台目以降からは、装備が急激に充実して、エンジンのDOHC化やスーパーチャージャの搭載などが行われました。また、このころから教習車として、全国の教習所で採用されています。

そして、7代目にはバブル期だったので、全車を3ナンバーボディーに拡大して、新しいプラットフォームを採用しました。バブルが崩壊した後には、コストダウンのために他車のフロアパネルを流用したりしていました。

しかし、SRSエアバッグやABSを表重装備とするなど、安全性を向上させるための対策なども行われています。スポーティな仕様となっているために、走り屋などからも人気があります。また、ドレスアップしてVIPカーにするなど、カスタム用としての人気も上がりました。

9代目のX110型は最終モデルとなりましたが、車高のアップやライトの形を変えるなど、大幅な変更が加えられています。現在は、マークXが後継車としてありますが、今でもマークIIの人気は落ちていません。