フィットアリアを高額買取してもらうには？

フィットアリアは、2002年に発売された小型セダンです。フィットのプラットフォームを使って開発されており、東南アジアで販売していた「シティ」を国内に輸入してリリースされました。

ハッチバックのフィットをセダン化するために、車高を下げています。さらに、ヘッドライトを細長くしたことで、ボンネットが長く見えるように工夫されているわけです。

2009年に販売が終了していますが、リーズナブルな価格なので中古市場で人気があります。また、輸出用車としても需要がありますから、買取相場は極端に低いことはありません。状態が良ければ、高額査定も出るはずです。

■グレード一覧

「フィット」の派生車種として、「モビリオ」や「モビリオスパイク」などがありますが、セダンタイプとしてはフィットアリアがあります。

タイで生産されているために、価格帯が安いのが特徴ですね。コンパクトサイズで扱いやすいので、初心者用のクルマとしても人気がありました。

セダンタイプとしては珍しく、リアシートを倒すことでフラットスペースになります。トランクルームと一体型なので、奥行きは最大で2,000mmです。さらに、リアシートを跳ね上げると、室内高1,245mmの空間を作ることができ、背の高い荷物でも積み込めるでしょう。

フィットと同じセンタータンクレイアウトですから、室内空間を有効に活用することができるわけです。コンパクトカーと同じような使い方ができるため、色々なシーンで役に立つと思います。

内装はベージュを基本としたシックな色合いで、大人びた印象がありますね。ラジオ付きCDプレイヤーが標準装備であり、脱臭フィルター内蔵の高性能エアコンもあります。

1.5LのVTECエンジンを搭載しており、低燃費でパワフルな動力性能が期待できるでしょう。スポーツモードが選択できる「ホンダマルチマチックS」も搭載されているので、走りを楽しむこともできますね。

大人気のフィットの派生車種ですから、現在でも一定の需要があります。また、アジア圏での人気もあるために、輸出業者が積極的に買取しているようです。こういった理由から、古い車両であっても値段は付くでしょう。

ただ、マイナー車なので、業者ごとの査定に差が出ると思います。なので、色々な業者で査定を受けて、買取価格の比較を行ってください。そうやって比べることで、安く買い叩かれるリスクを無くすことができますよ。

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