インテグラを高額買取してもらうには？

インテグラは、ホンダが販売していたスポーツクーペです。当時としては、革新的だった全車DOHC搭載という触れ込みで、スポーティさを前面に押し出していました。3・5ドアハッチバックと4ドアセダンのラインナップがありました。

走行性能が非常に高いので、スポーツ走行に適した車です。車体が軽いのでハンドリングが軽快ですし、加速力も飛びぬけています。また、低速時のトルクも十分ですから、街乗りの際でもストレスなく走ることができます。

すでに生産が終了しているモデルですが、スポーツ志向の人からのファンが多いです。なので、中古車の需要が残っており、業者によっては高額で買取するところもあります。また、部品の希少価値も上がっているので、廃車寸前の車両でも値段が付く可能性があります。

■グレード一覧

1985年に発売された初代は、リトラクタブル・ヘッドライトを採用していました。1.6Lの直列4気筒DOHCエンジンを搭載していて、5速MTが組み合わされます。また、燃費性能が非常に高くなっており、15km/Lという数値をたたき出しました。

そして、1989年の2代目では、リトラクタブル・ヘッドライトを廃止して、3ドアと4ドアの2種類のラインナップとなります。また、今上天皇の愛車としても話題となりました。その後、4代目では、シビックとプラットフォームを共有しており、車体サイズを拡大して3ナンバーサイズとなっています。

エンジンは、2.0Lの直列4気筒DOHCのi-VTECのみとなっており、5速ATや6速・5速MTが組み合わされています。また、イモビライザーなども標準搭載となったので、盗難対策などもしっかりと行われました。一部の熱狂的なファンが存在しましたが、クーペの人気が低迷したことによって2006年に生産が終了しています。