トルネオを高額買取してもらうには？

トルネオは、ホンダが販売していたセダン型の乗用車です。アコードと姉妹車の関係となっており、ラファーガの後継車となっています。HIDヘッドライトを全車標準装備としていたので、当時としては珍しいクルマでした。

エンジンパワーがありますから、加速力には定評があります。また、室内の静寂性が高いので、高速走行時であってもロードノイズが少ないです。さらに、トランクルームの容量もかなり多いですから、荷物が多い人であっても余裕で積み込むことができます。

10年以上前に生産が終了したので、中古車市場でも数が減ってきています。なので、パーツなどの価値が上がっており、高額で売れる可能性があります。ですから、廃車にするような車両であっても、買取業者の査定を受けるようにしてください。

■グレード一覧

1997年に発売されたトルネオはアコードの姉妹車であり、フロントグリルやヘッドライトなどが異なっています。直列4気筒SOHCエンジンを横向きに配置していて、1.8Lと2.0Lの２つがラインナップされていました。そして、トルネオユーロRというスポーツグレードにおいては、2.2Lの直列4気筒エンジンを搭載して、220PSの馬力を発生させます。

マイナーチェンジにおいて、オーディオをカセットからCDに変更しました。快適装備なども充実していたので、若者を中心にヒットしたクルマです。パワーもあるので、レース用にチューンしている走り屋なども存在しました。

エクステリアデザインが好評だったので、当初はアコード以上の販売を記録します。しかし、マイナーなクルマだったので徐々に販売台数を落としていき、アコードに逆転される結果となります。そして、2002年にアコードと統合される形で、トルネオの名前は消滅しました。