デリカスターワゴンを高額買取してもらうには？

デリカスターワゴンは、三菱が販売していたワンボックスカーです。パジェロと並んで、四輪駆動車で絶大な人気を誇りました。キャブオーバースタイルの使い勝手と、4WDの走破性を両立させていたので、レジャー好きの層からは強い支持があります。

車高が高いですから、前方の視界が良好で見やすいです。走破性の高さはかなり評価が高く、積雪の多い地方でも余裕で走ることができます。室内空間もかなり広いですから、大人数での旅行の際にも重宝するクルマでしょう。

15年近く前に生産が終わっていますが、中古車市場では今でも人気があります。本格的な4WD仕様となっていますから、キャンピングカーのベースとして使用しているユーザーもいます。車両が少なくなって希少価値が上がっているので、買取相場も一定水準をキープしています。

■グレード一覧

1979年に発売されたデリカスターワゴンは、デリカコーチの後継車種となっています。ワンボックスカーとして初めての、5速MTを採用したことでも話題となりました。角ばったボディに大径タイヤを装着しており、悪路での走破性などは評価が高いです。

1986年には2代目のモデルチェンジを行って、標準とロングの２つがラインナップされました。天窓を採用しているので開放感があり、室内も明るくなっています。また、両側スライドドアを採用しているので、乗り降りがしやすいです。

さらに、ライトユーザー向けの2WD仕様も用意されていて、普通の街乗りなどでも十分に活用することができます。他にも、4速ATを追加したり、サイドインパクトビームやストップランプの位置を高くしたりなど、安全性を高める工夫なども行われました。長期にわたって販売されたモデルですが、1999年に生産終了となっています。