カリーナを高額買取してもらうには？

カリーナは、トヨタが販売していた小型乗用車です。ミドルクラスのセダンとして位置づけられていて、スポーツさを重視したモデルとなっていました。1970年から販売されていたので、かなり歴史の長かった車種ですね。

オーソドックスなサイズで、誰が乗っても乗りやすいと評判でした。また、耐久性もありますから、長年乗っても故障が少ない車種として知られています。ソファの座り心地も悪くありませんから、長時間のドライブも苦になりません。

大衆車の定番ともいえる存在なので、中古車市場では年配層に人気があります。10年以上前に生産が終了していますから価値は下がっていますが、輸出用としてはまだまだニーズが高いです。なので、色々な業者で交渉すれば、それなりの値段が付くはずです。

■グレード一覧

1996年のフルモデルチェンジが、7代目として最終モデルとなります。コロナプレミオと共通の部品を多く使っているので、メンテナンスが非常に楽というメリットがありました。また、衝突安全ボディの「GOA」やABS、エアバッグを全車標準装備としたので、安全性が非常に高いのが特徴です。

さらに、スポーツモデルのGTがラインナップされて、スプリンタートレノのエンジンと5速MTが組み合わされました。スタビライザーが搭載されているので、走行時の安定性が増しています。翌年には、商用モデルのEパッケージが発売されて、必要最小限の装備だけを残しています。

その後のマイナーチェンジにて、ヘッドランプやフォグランプのデザイン変更やガラスからプラスチックに変えるなどが行われてました。他にも、エンブレムの位置やバンパーのサイズ、サイドモールの色などの変更があります。

長年愛された車でしたが、2001年に後継車のアリオンの登場によって生産終了が発表されました。