後席モニターは買取査定に影響するのか?

後席モニターは買取査定に影響するのか?

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最近は、ミニバンなどのファミリーカーを中心として、後席モニターを搭載したクルマが増えてきましたよね。家族旅行などをすると、小さな子供たちは車の中で退屈してしまいます。特に、渋滞などに巻き込まれてしまうと、子供が泣いてしまうかもしれません。

 

なので、アニメのDVDなどを流すことで、大人しく乗ってくれるというわけです。最近だと、メーカーオプションでも後席モニターが用意されていますし、色々なメーカーからも新製品がどんどん発売されています。

 

当然、後席モニターを搭載していると、査定額はアップします。ですから、査定時にアピールポイントとして武器になりますね。しかし、プラスにならない場合もあるので、覚えておくようにしましょう。

 

プラス査定となる後席モニターについて

 

タイプ

 

まず、後席モニターには、いくつかの種類があります。大きく分けると、天井に取り付けるタイプと、フロントシートの後部に取り付けるタイプですね。そして、査定が高くなるのが、天井から取り付けるタイプのものです。

 

これは、フリップダウンモニターと言いますが、使わないときは収納できるので機能性が高いです。また、画面も大きなものが多いですから、見やすいというメリットがあります。ただ、通常のモニターよりは、値段が高額になってしまいがちですね。

 

 

そして、通常の後席モニターは、フロントシートの後ろに取り付けることになります。これは値段が安いですが、モニターがむき出しなので見た目が悪いデメリットがあります。また、場所の関係で、モニターも大きなものが付けられません。

 

さらに、ヘッドレストに、埋め込むタイプのものもありますね。こういったタイプは、安全性の問題から車検に通らないことがあります。なので、査定時の評価も高くなりがちです。

 

なので、査定で最も評価されるタイプは、フリップダウン式のものですね。多機能なものが多いですから、プラスで評価されることが多いでしょう。

 

 

大きさ

 

モニターの大きさも、重要な要素の一つですね。大きさの主流としては、10インチのものが多くなっています。中には、11インチを超えるような、巨大モニターなどもあるようです。当然、大きな方が見やすいですから、査定での評価は高くなります。

 

しかし、一世代前だと、7インチ程度の小さなものが多いです。こういったモニターだと、評価が低くなるので注意してください。ですから、最低でも8インチ以上は欲しい所ですね。

 

 

メーカー

 

どこのメーカー製かも、重要な部分です。言うまでもないですが、純正オプション品だと最も評価が高くなります。そして、他社メーカーであっても、国内の有名メーカーであれば高評価ですね。たとえば、パイオニアやアルパインなどが有名となります。

 

一方、ネットで購入したような海外のマイナーメーカー品だと、あまり評価はされません。そういった場合であれば、取り外してパーツショップやオークションに出品した方が高く売れるでしょう。

 

 

 

以上、後席モニターについて解説しました。最も高額で売れるのは、10インチ以上の純正フリップダウンモニターということになります。パーツ単体で売却した方が良い場合もありますから、ヤフオクなどで取引相場をチェックしてみてください。

 

それで、高く売れそうであれば、パーツだけを売る方向で考えてみましょう。後席モニターは必需品ではないので、無くても査定が下がることはありません。ですから、どういった売却方法が最適かを見極めてから、行動に移すようにしてください。



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