これを見ないと損するかも!新車購入における知っておくべき注意点

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新しい車を購入する場合、カタログなどを見て欲しい車種を決定し、試乗や商談を繰り返してようやく購入することになります。やることが非常に多いですし、高い買い物になるので、注意しなくてはいけません。

特に、契約書を交わすわけですから、後で文句を言っても受け入れてもらえないケースが多いです。なので、トラブルに発展することが無いように、商談の段階で疑問点などはすべて解決できるようにしましょう。

ここでは、新車を購入するときの注意点について解説をします。

不利な条件であっても契約後では撤回できない!

我々はクルマを買う場合、出来るかぎり値引きをしてもらおうと考えますよね。少しでも安く買いたいですから、こういった交渉をするのは当たり前です。でも、営業マンからしてみると、出来るだけ値引きを抑えて高く売りたいと考えるわけです。

このように、両者の考えが真逆であるため、下手をするとどちらかが損をするということになります。そして、多くの場合、知識が少ない購入者が損をすることになりますね。

よくあるのは、表面上の値引きに惑わされるケースです。50万円の値引きですと言われて喜んでいたら、実際には車両の値引き、下取り査定、オプション値引きなどを合算して「値引き」となっていたという場合ですね。

特に、下取りを含んでいるのであれば、50万円というのは安すぎでしょう。なので、車両価格のみで見積もりを出して値引き交渉をした後、オプションの値引き交渉と下取り査定を行うようにしてください。

値引き交渉に関しては、以下のページが参考になるはずです。

誰でもできる新車の値引き交渉の裏ワザ

契約後の変更・キャンセルはできない

注文書に署名・捺印をしてしまったら、後で取り消しや変更をすることはできません。自動車は受注生産が基本なので、ディーラーからメーカーに注文が入ったら止められないからです。

契約を交わした以上、それを無効にすることはできないので注意して下さい。一定期間なら無条件で契約を解除できる「クーリングオフ」という制度がありますが、これは自動車契約には適用されないことになっています。

だから、見積もりをもらった段階で、不明瞭な費用やオプションの詳細などは十分に確認をしましょう。

ただし、契約後であっても、部分的に変更が可能な場合があります。たとえば、ボディカラーやディーラーオプションなどについてですね。項目によっては猶予期間が設けられている場合があるので、ディーラーに確認してみてください。

キャンセル料を支払えば認められることもある

そうはいっても、契約者の死亡や失業など、やむを得ずキャンセルが必要になることもあるかもしれません。

そんな時には、キャンセル料を支払うことで、受注を取消できることがあります。キャンセル料は、車体価格やタイミングによって変わりますから、営業マンに尋ねてみてください。

でも、基本的にキャンセルはできないと考えておくべきなので、安易な気持ちで契約しないようにしましょう。

商談の前の試乗は絶対に欠かしてはいけない

試乗の前には電話予約を行う

発売したばかりの新型車の場合、ディーラーへ行けば試乗車が用意されているはずです。しかし、人気車種になるほど試乗の人気も集中しますから、待ち時間が発生することも少なくありません。

なので、事前に電話予約をしておくことで、指定時間に試乗車を用意してもらうことができます。待ち時間はほとんどありませんから、ストレスフリーで試乗することができるでしょう。

また、試乗するなら休日よりも平日がおススメです。休日は来店数が多いため、営業マンが対応に追われてゆっくりと商談することができません。客数が少ない平日を選ぶことで、自分の気が済むまで不明点について質問することが可能です。

運転する際にチェックするべきポイント

試乗した時に見るべきポイントは多いですが、最低でも以下の項目はチェックしておいてください。

  • 前方・後方の視界の良さ
  • シートの座り心地
  • 後部座席の快適性
  • 走行時の乗り心地
  • 加速力
  • メーター類の見やすさ
  • 小回りの良さ
  • ライトの明るさ

前方・後方の視界の良さや乗り心地などは、誰でもチェックするポイントだと思います。前方のAピラーは死角を作りやすいので、視界を遮らないかどうかを確認してください。

走行時の乗り心地は、路面のショックをどれだけ感じるかが重要です。段差を超えた時の衝撃が強かったり、ロードノイズが大きいクルマだと、長時間の運転で疲れやすくなってしまいます。

あと、意外と忘れがちなのは、後部座席の快適性ですね。自分が運転するばかりの人は無関心かもしれませんが、家族が多い場合にはかなり重要な要素です。最近は、軽自動車でも大型化しており、車内の広さが格段に大きくなっています。

それでも、シートやシャーシの形状などで居住性が大きく異なりますから、実際に座ってみて感触を確かめてみてください。できるなら、営業マンに運転してもらって、自分は後部座席に座ってみても良いですね。

また、昼と夜の2回の試乗をすることもおススメです。ライトの明るさは夜間しか見ることができませんし、メーター類の視認性も異なってきます。昼間とは違った印象になりますから、暗くなってから試乗をお願いしてみてください。

装備や機能についてもチェックする

実車を見た時にチェックするべきポイントは、走行時の感覚だけではありません。カタログだけで得られる情報には限りがあるので、外観や機能面などについてチェックを行いましょう。

最低でも、以下の点くらいは確認しておいてください。

  • ボディーカラー
  • 荷室空間の広さ
  • 収納スペースの使い勝手
  • シートアレンジの種類
  • 乗り降りのしやすさ

クルマの印象を大きく左右する要素として、ボディーカラーがありますよね。写真と実物とでは、全く印象が異なることがあります。なので、欲しいカラーが決まっているなら、必ず実車を見るようにしてください。

そして、荷室空間の広さも重要です。ミニバンであればたくさんの荷物が積み込めそうですが、フル乗車時だと意外と荷室が狭くなるかもしれません。シートアレンジ次第で積載力が変わりますから、それも含めて確認しましょう。

後は、収納スペースも忘れてはいけません。最近のクルマは、フロントやリアに多数のポケットが配置されています。ちょっとした小物入れからティッシュ箱が入るほどの大型ボックスまで、多様な収納が考えられていますね。

荷物が多い女性であれば気になるポイントですから、収納力の高さにも気を配ってみてください。

知っておくべき新車購入時の注意点について

特価車を購入すると損することもある

週末になると、車屋さんの折り込みチラシが新聞によく入っていますよね。

それらを見てみると、「特価車」という形でお買い得な価格でクルマが販売されています。大きく値引きされていたり、特別装備が付いていたり、パッと見ではかなり良さそうな印象を受けます。

しかし、こういった特価車は「客寄せパンダ」的な役割をしているだけなので、実際にはお得感が少ない場合もよくあります。

大抵の場合、特別仕様車であっても下級グレードをベースにしているので、純正装備自体はショボイことが多いです。また、特別装備も在庫処分の型落ちパーツだったりします。

ですから、思ったよりもお得感が少ない場合があるということですね。さらに、特価車は特別仕様をウリにしているので、それ以上の値引きが受けられません。こう考えると、割安感は薄れてくるので、購入する際には気を付けた方が良いでしょう。

条件の良い交渉をするのであれば、今の装備のままで上級グレードにアップできるように交渉することをおススメします。これが出来れば、お得感はずいぶん高くなります。特に焦って買う必要は無いので、根気よく交渉をしてみましょう。

また、新車の交渉については、以下のページも参考にしてください。

新車をお得に購入するための基礎知識まとめ

予想外の大幅値引きには注意する

値引き交渉が難航して行き詰っているとき、営業マンから別モデルで大幅値引きを提示されることがあります。「こちらのモデルなら、30万円値引きさせていただきます」といった形で、言われるんですね。

かなりメリットがありそうですが、ちょっと待ってください!

こういった値引きには、裏がありますから注意しましょう。ほとんどの場合、長期在庫やキャンセル車両であることが多いです。お店としても早く処分したいクルマだから、大きく値引きをするんですね。

それでも、自分が気に入ったのであれば問題ないですが、チェックしたいのが車両の状態です。特に、長期在庫の場合だとボディ下に錆があったり、バッテリーがヘタっていたりするので、注意が必要です。

しっかりと現車確認をして、問題が無いかどうかチェックするようにしてください。

サブディーラーが安いとは限らない

街の整備工場で、新車販売をしているケースがあります。サブディーラーと呼ばれるお店ですね。ディーラーからクルマを仕入れて、ユーザーに転売するという形で営業しています。

一般的には、ディーラーよりもサブディーラーで買う方が安いと言われています。なぜなら、サブディーラーは新車販売よりも整備などのメンテナンスで主な利益を取っているので、クルマを売るときにはほとんど利益を取らないからです。

購入後のメンテナンスで、利益を取るビジネスモデルなんですね。なので、サブディーラーで、クルマを買いたいという人は多いです。

しかし、購入後のメンテナンス・点検などで、思った以上の費用がかかるかもしれません。ディーラーだとアフターサービスを含めた金額になっていることが多いですし、トータルで考えるとディーラーの方が得なこともあるわけです。

ランニングコストも含めて計算してみて、ディーラーとサブディーラーのどちらが安いのかを考えるようにしてください。

上級グレードの方が安くなることもある

どんなものでもそうですが、価格が高くなるほど利益幅も大きくなります。ということは、価格が高いものほど、値引き幅も大きいということです。たとえば、新築マンションなどであれば、100万円以上の値引きを受けることも珍しくありません。

これを自動車に当てはめてみると、グレードが高くなるほど値引きも大きくなることを意味します。利幅が大きいわけですから、値引きできる余地も広がるからですね。

なので、上級グレードとベースグレードの見積もりを取ってみると、値引きも含めれば価格がほぼ同じになることもあるわけです。さらに、他のメーカーのクルマであれば、ワンランク上の車種を買えるかもしれません。

このように、上級グレードでも割安で購入できることがあるので、複数のグレードの見積もりを取ってみることをおススメします。

現在の車の買取相場を調べておく

ディーラーへ商談しに行く前に、現在の車の価値を調べておくようにしましょう。自分の車の買取相場を知っておかないと、値引き交渉をするときに不利になってしまいます。

たとえば、買取相場が100万円の車に対して、80万円の下取り価格を提示されたら、安いと分かりますよね。さらに交渉をすれば、もっと下取り価格をアップしてもらえるはずです。

でも、自分の車の買取相場を知らないと、提示された下取り価格が高いのか安いのか分かりません。相場よりもかなり安い価格を提示される可能性があるので、それだけ損をすることになるわけです。

なので、買取専門業者の査定を受けてみて、どれくらいの価格なのかを調べておくようにしましょう。

おすすめなのは、「ズバット車買取比較.com」です。最大で10社の査定依頼を一度に申し込みできるので、それらを比較することで買取相場を見極めることができます。

もちろん、査定は無料ですし、査定しても必ず売却する必要はありません。買取相場とディーラーの下取り価格を比べてみて、高い方で売れば損をすることは無くなるでしょう。

かなり大切なことですから、必ずやっておいてくださいね。

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以上、新車の購入時に知っておくべき注意点を紹介しました。

新車の購入時には気持ちが高ぶっていますから、よく確認せずに契約をしてしまう人が多いです。それだと、購入後にトラブルになることがあるので、気持ちを落ち着かせてキッチリと確認を行ってください。

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車を高く売りたいのなら、複数の業者で査定を受けてください。実は、業者によって査定額が全く異なるので、1社だけだと相場よりも安く買い叩かれてしまう可能性があるからです。

複数の業者で見積もりを取れば、それぞれの金額を比較することができます。その中から最も高い業者を選べば、確実に高額査定を受けることができますよ。

私がプリウスを手放した時には、32万円も高く売ることができました。

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自動車保険を申し込む際には、まず複数の保険会社で見積もりを依頼しましょう。同じ補償無い方でも保険料が全く異なりますし、独自の特典を付けている保険会社もあります。

なので、1社だけで決めてしまうと損をすることが多くなってしまうわけです。

私の場合、複数の会社で見積もりをしたところ、保険料が71,500円⇒19,930円になりました。年間で51,750円も安くなったわけですね。

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