メルセデス・ベンツが防弾仕様車「S600ガード」を発表

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2014年8月5日、欧州でベンツの新型車が発表されました。と言っても、一般向けの車両ではなく、Sクラスの防弾仕様車の「S600ガード」となります。世界各国の要人向けに、防弾仕様などのセキュリティ機能を備えた車両ですね。

メルセデスベンツでは、80年以上前から防弾仕様車の販売もしています。現在では、「Eクラス」「Mクラス」「Gクラス」にて防弾仕様車がラインナップされています。そして、新たに投入されたのが、最上級グレードの「Sクラス」というわけです。

通常のSクラスと同じ外観をしていますが、防弾規格としては最高ランクの「VR9」を達成しました。まず、ボディパネルの裏に特殊スチール素材を入れており、すべての窓ガラスにはポリカーボネート加工の強化ガラスを採用しています。

さらに、サスペンションやブレーキを強化して、ランフラットタイヤも装着しました。これによって、パンク時でも30kmの走行が可能となっています。他にも、火災時に自動で消化する機能や緊急時のアラームなども搭載しています。

エンジンには変更が無く、6.0LのV12気筒ツインターボで最大出力は530PSです。

現在活躍中の防弾仕様車

防弾仕様車というと馴染みが無いと思いますが、実は世界中で活用されています。主に、政府関係者の送迎用ですね。もちろん日本でも総理大臣のクルマは防弾仕様となっていますし、アメリカでも大統領の送迎車は最高レベルのセキュリティを備えています。

そこで、日本とアメリカの政府専用車を調べてみました。なかなか知る機会が無いと思うので、見ていきましょう。

内閣総理大臣専用車

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総理大臣が移動するときには、専用車が使用されます。現在では2車種が用意されていて、「トヨタ・センチュリー」と「レクサス・LS600hL」があります。これらが単独で走ることはなく、警護車両が前後を挟み、さらに白バイなどが周囲を囲みます。

当然、市販車と同じ仕様ではなくて、テロ対策としてセキュリティ対策がバッチリされているようです。詳しいスペックは非公開となっていますが、防弾ガラスや特殊鋼版などで完璧に守られたクルマでしょう。

特徴としては、フロントとリアに青色のLEDを装備しており、総理大臣が乗るときにはLEDを点灯させて走行します。

大統領専用車

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アメリカの大統領が乗る車も、特殊な装備を施した専用車となっています。ただ、アメリカでは銃社会ですから、日本よりも高いレベルのセキュリティが施されています。現行の大統領専用車は、GMC・トップキックのシャーシにキャデラックのボディを組み合わせた特注車です。金額は明らかにされていませんが、推定で3000万円ほどするみたいですね。

この車の使用に関してはトップシークレットですが、巷では色々な噂があります。ボディの厚さは5インチ以上で、軍隊でも使用されているチタンやセラミックが使用されているそうです。さらに、ドアの厚さは20センチ以上で、防弾ガラスは12センチ以上の厚さがあるとのこと。なので、爆弾やロケット弾が直撃しても耐えることができます。

ちなみに、防弾ガラスが厚すぎて光が入ってこず、車内には蛍光灯が搭載されているようです。また、ランフラットタイヤを履いているので、パンクしても問題なく走行ができます。他にも、毒ガスなどの化学兵器に備えて、完全密閉されているという噂もあります。

あらゆる攻撃を想定して、セキュリティが施されているわけですね。さすが、アメリカのトップが乗る車ですから、妥当な装備だといえます。そのモンスター級の仕様から、「ビースト」「キャデラックワン」などと呼ばれています。

以上、世界の防弾車について解説をしました。一般人が乗ることは無いでしょうが、世の中には特殊な車両もあるわけです。今後も改良されて重装備が追加されていくでしょうから、核兵器に耐えられる車なども登場するかもしれません。。

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