自動車保険を滞納した時の補償はどうなるのか?

自動車保険を滞納した時の補償はどうなるのか?

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自動車保険とは、みんなで保険料を出し合うことで、交通事故が起きた時に保険金を受け取ることができるものです。「相互扶助」と呼ばれる助け合いのシステムによって、制度が成り立っているわけですね。

 

では、何らかの事情で保険料を支払えなかった場合、補償はどうなるのでしょうか。保険料を滞納している間に事故が起きてしまうと、補償が受けられないのだと心配になる人は多いでしょう。

 

ここでは、保険料を滞納した時の対応について紹介します。

 

自動車保険を滞納した時の補償はどうなるのか?

 

自動車保険の支払い方法

 

自動車保険の契約では、「年払い」と「月払い」の2つのパターンがあります。年払いの方が保険料が5%ほど安くなるので、年払いにしている人が多いはずです。一方、月払いだと少し高くなりますが、分割で支払えるので家計に負担を与えません。

 

年払いで翌年の保険料を納めなければ、契約が満期で終了となります。満期から1週間以内に再契約や他の保険会社で契約すると、等級も引き継がれるので問題は起きないでしょう。

 

ただ、月払いに関しては、注意が必要となりますね。口座振替で支払っている場合、残高不足だと滞納という扱いとなるわけです。お金を入れるのを忘れていたりすると、滞納していることに気付かないこともあるかもしれません。

 

滞納期間が長くなると、契約解除のリスクがあります。契約を解除されると、補償もなくなってしまうわけです。なので、月払いを選択している人は、日頃から気を付けるようにしてください。

 

 

滞納しても猶予期間がある

 

一般的に、保険料を滞納しても、すぐに契約解除にはなりません。支払いを忘れることは誰にでも起こりうることですし、即座に契約を解除されてしまったら問題があるからですね。

 

支払期日を過ぎてしまった場合は、翌月に2ヶ月分の保険料を請求されます。それも支払えなかったら、その翌月に3ヶ月分の保険料が請求されるわけです。この支払いもできない状態だと、契約解除になる可能性が高いでしょう。

 

つまり、3ヶ月連続で滞納することで、強制的に解除されるということですね。3ヶ月分を一括で支払えば契約は継続されますが、その後に2ヶ月以上の滞納が発生すると残りの期間分を一括請求されてしまいます。

 

保険会社によって対応は異なりますが、3ヶ月以上の滞納でアウトというのが一般的です。

 

 

猶予期間中の事故でも補償される

 

では、保険料を滞納しているときに、交通事故を起こしたらどうなるのでしょうか?実は、支払い猶予期間中でも契約が続いているので、しっかりと補償の対象となります。ただし、滞納している保険料を支払うことが条件です。

 

猶予期間中に事故を起こしても、そのまま滞納し続ければ契約解除となります。契約解除とは、すべてを白紙に戻すという意味なので、最初から契約していなかったとみなされるわけです。だから、補償の対象にはなりません。

 

 

たとえば、4月28日が支払い期限だったとします。これを滞納してしまったら、翌月の5月28日に2か月分の保険料が請求されるわけです。もしも、5月15日に交通事故を起こしても、滞納分を支払えば問題なく保険金を受け取ることができます。

 

ただ、その後も滞納を続けていると契約解除となるので、契約が白紙になり交通事故の補償を受けることができません。いずれにせよ、滞納した保険料はしっかりと支払わなくてはいけないわけですね。

 

 

保険料の滞納をしないために

 

保険の見直しをする

 

保険料が高くて支払いが苦しいのなら、保険プランの見直しをおススメします。一部の保険や特約を外すことで、保険料を安くすることができますよ。

 

補償が手薄になりますが、契約解除になったら本末転倒です。なので、自分が支払えるレベルまで、補償プランを落とすという選択も良いでしょう。

 

また、他の保険会社に乗り換える方法もありますね。通販型の自動車保険だと、代理店型よりも3〜4割ほど安くなります。補償内容を変えずに保険料を下げることができるので、一番良い方法だと思います。

 

まずは、色々な保険会社で見積もりを取ってみてください。複数の保険会社で見積もりを取れば、一番安い業者を見つけることができるでしょう。

 

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住所や電話番号の変更はすぐに伝える

 

引っ越しをしたり電話番号が変わった場合には、すぐに保険会社に報告をしましょう。そうしないと、保険料を滞納してしまった時に、通知が来なくなってしまいます。

 

滞納していることに気付かなければ、いつの間にか契約解除になっていたということになりかねません。こういったことを防ぐために、正しい連絡先を伝えておくということは非常に大切です。

 

 

車を使わないなら手放してしまう

 

あまり車に乗る機会がないのなら、手放してしまうという選択もありますね。車の維持費もバカになりませんので、それが無くなるだけで相当な節約になるでしょう。

 

ただ、現在滞納中なのであれば、それを支払ってからでないと保険を解約することはできません。任意解約をすれば、「中断証明書」を取得できるので、等級を10年後まで保持することができます。

 

なので、将来的に車が必要になったときに、現在の等級から自動車保険を始めることができるわけですね。

 

滞納し続けて契約解除になってしまうと、等級もすべてリセットされてしまいます。これだと勿体ないですから、しっかりと保険料を支払ってから解約するようにしましょう。

 

 

 

以上、自動車保険を滞納した時について紹介しました。最近は不景気ですから、保険料の支払いに苦労する人も少なくありません。ただ、事故が起きた時の補償をするのが保険なので、なるべく滞納はしないようにしてください。

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