自動車保険は補償内容と保険料のバランスを見て決めよう!

自動車保険は補償内容と保険料のバランスを見て決めよう!

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「自動車保険なんて全部同じでしょ」なんて思っていませんか?確かに、どの損保会社も似たようなプランを用意しているので、同じように見えてしまうかもしれません。保険や特約の種類も多いですから、難しくて見ていない人もいるでしょう。

 

だから、あまり内容を確認せずに、損保会社が用意する【おすすめプラン】に加入する人が少なくありません。

 

ただ、安易な気持ちで保険を選んでしまうと、事故が発生した時に満足のいく補償が受けられない可能性があります。

 

保険会社の営業マンの言いなりになるのではなく、自分のライフスタイルに合わせて考えるようにしてください。

 

自動車保険は補償内容と保険料のバランスを見て決めよう!

 

保険会社が用意する【おすすめプラン】の実態とは?

 

どの保険会社でもそうですが、基本補償や特約をセットにした【おすすめプラン】を用意しています。保険の営業マンに相談をしても、おすすめプランを契約させようとしてくることが多いです。

 

しかし、ここで安易に契約をしてはいけません。

 

なぜなら、おすすめプランとは汎用的な補償内容をセットにしただけであり、個人のライフスタイルを考えて作ったものではないからです。

 

人によっては、無駄な保険料を払うことになったり、十分な補償が付いていなかったりするわけですね。

 

家庭環境やライフスタイルによって、車の使い方は大きく異なるはずです。だから、すべての人がおすすめプランの補償で満足することはありません。

 

 

また、おすすめプランとは、保険会社の都合で作られたものであることが多いです。つまり、利益率の高い保険だけを組み合わせて、強引に契約させようとしているということですね。

 

営業マンの話を鵜呑みにしてしまうと、損をする可能性が高いので注意しましょう。

 

 

自分に合った保険を選ぶ際のポイントとは?

 

自動車保険の内容を決める時には、補償内容と保険料のバランスが大切です。

 

補償内容を充実させすぎると、保険料が高くなりすぎます。一方、保険料を節約しすぎると、補償内容がスカスカになってしまいます。だから、最適なバランスを見極めて、補償内容と保険料を調節しなくてはいけません。

 

以下の項目を参考にすると、最適な保険を決めることができるでしょう。

 

 

どんな補償が必要なのかを考える

 

自分が車に乗るときのシチュエーションを考えて、どんな補償が必要なのかをイメージしましょう。自分一人で乗るのか、家族で乗るのか、友達を乗せる機会が多いのかなど、色々な使用目的があると思います。

 

自分しか乗らない車で最低限の補償で良いのなら、「対人賠償保険」「対物賠償保険」「搭乗者傷害保険」だけで良いかもしれません。

 

一方、家族や友達も乗る車であれば、「人身傷害保険」もセットしたほうがよさそうですね。

 

また、免許を取って間もなくて運転に自信がない人なら、「自損事故保険」や「車両保険」などに加入するという選択もあります。

 

 

代理店型か?ダイレクト型か?

 

保険会社には、大きく分けて「代理店型」と「ダイレクト型」の2つの種類があります。

 

代理店型とは、実店舗を持ち担当者のアドバイスを受けながら保険を選ぶことができるタイプです。

 

事故に遭ったとしても、担当者と直接会ってその後の対応について話し合うことができます。サービス内容が充実していますが、それだけ保険料が高額になりやすいデメリットがありますね。

 

 

一方、ダイレクト型とは、無店舗で電話やインターネットを通して契約を受け付けているタイプとなります。

 

ダイレクト型の自動車保険は、店舗を持たずにコストカットをしているので、保険料が安くなる傾向にありますね。ただ、担当者に相談できませんから、自分で内容を決めなくてはいけません。

 

 

サービス内容を重視するなら代理店型、保険料を重視するならダイレクト型と使い分けると良いでしょう。

 

 

年齢条件や運転者を限定する

 

保険料を安くするには、補償の条件を設定する方法があります。たとえば、運転者の年齢条件を付けたり、運転者を限定することで割引が受けられるわけです。

 

運転者年齢条件特約」を付けることで、以下の条件を設定できます。

 

  • 全年齢担保・・・すべての年齢が対象
  • 21歳未満不担保・・・21歳以上が対象
  • 26歳未満不担保・・・26歳以上が対象
  • 30歳未満不担保・・・30歳以上が対象
  • 35歳未満不担保・・・35歳以上が対象

 

保険料を半額以下にすることができますから、必ず付帯したほうが良いでしょう。

 

 

また、「運転者限定特約」もセットにすると、さらなる割引きが受けられますね。

 

  • 運転者本人限定特約
  • 運転者本人・配偶者限定特約
  • 運転者家族限定特約

 

ただし、友達に運転を代わってもらうような状況なら、補償が受けられないので注意してください。

 

 

その他の割引制度

 

保険会社によっては、色々な割引制度を設けていることが多いです。なので、それらを適用することで、数%の割引きを受けることができます。

 

セカンドカー割引 2台目以降の車での契約で割引きとなる
安全装備割引 エアバッグやABSの搭載車なら割引き
新車割引 初年度登録月から25か月以内の車なら割引き
ゴールド免許割引 被保険者がゴールド免許なら割引き
走行距離の指定 年間の走行距離を制限すると割引き

 

 

以上、自分に合った保険を選ぶポイントを紹介しました。なんとなくで決めてしまっては、後で後悔する可能性が高いです。なので、自分の状況に合わせて、補償内容を決めるようにしてください。

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