【2017年(平成29年)】自賠責保険料の早見表

自賠責保険料の早見表

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自賠責保険の保険料は、金融庁の「自動車損害賠償責任保険審議会」というところで、毎年改定が行われています。毎年1月に、4月からの保険料についての審議が行われているわけです。

 

自賠責保険は「ノーロス・ノープロフィットの原則」によって、収支トントンで運営することが定められています。そのため、保険料収入と保険金の支払いが同じレベルになるように、調整が行われているということですね。

 

ここでは、最新版の自賠責保険料を紹介します。

 

 

2017年(平成29年)の自賠責保険料

 

■自家用乗用車、軽自動車、250cc超のバイク

車種 保険期間
37ヶ月 36ヶ月 25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
自家用乗用自動車 36,780円 35,950円 26,680円 25,830円 16,380円 15,520円
軽自動車 35,610円 34,820円 25,880円 25,070円 15,950円 15,130円
小型二輪車(250cc超) 14,950円 14,690円 11,780円 11,520円 8,560円 8,290円

 

■貨物車(トラック)

車種 保険期間
25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
普通貨物自動車 自家用2トン超 53,890円 51,990円 30,660円 28,720円
自家用2トン以下 44,100円 42,580円 25,520円 23,970円
小型貨物自動車 自家用 30,460円 29,470円 18,360円 17,350円

 

■125cc超250cc以下のバイク、原付

車種 保険期間
60ヶ月 48ヶ月 36ヶ月 24ヶ月 12ヶ月
軽二輪自動車 22,510円 19,140円 15,720円 12,220円 8,650円
原動機付自転車 16,990円 14,690円 12,340円 9,950円 7,500円

 

 

沖縄や離島は、以下のページを参照してください。

 

自賠責保険料(国土交通省)

 

 

また、車を廃車にするときなどで自賠責保険を解約すると、未経過分の保険料が戻ってきます。これを「解約返戻金」と呼びますね。残りの期間によって返戻金も変わってくるので、解約するなら早目の方が良いでしょう。

 

自賠責保険の解約返戻金について

 

 

自賠責保険料の算出について

 

自賠責保険料はどのように決まるのかというと、これまでの事故の発生率や保険金の支払金額、保険料の収入などから総合的に判断されています。先述の通り、ノーロス・ノープロフィットの原則に基づいて、ギリギリの金額が算出されるわけですね。

 

そして、保険会社の収支を圧迫しないために、共同プール事務という制度も設けています。これは、各保険会社が集めた保険金を一か所に集めて、それを過去の保険金の支払い実績などに応じて再分配するという方法です。

 

この制度のおかげで、受け取った保険料以上の支払いがきても、経営に影響することはありません。

 

 

さらに、保険金の支払いまでの間に得た運用益によって、交通事故防止の啓発運動や救急医療体制の整備などに投資されています。自賠責保険は車社会に不可欠な存在ですから、我々の暮らしを陰で支えているわけですね。

 

自賠責保険の運用益は何に使われているのか?

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