自動車保険をロードサービスで選ぶ時のチェックポイント

自動車保険をロードサービスで選ぶ時のチェックポイント

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今ではどこの自動車保険においても、ロードサービスがついています。バッテリー上がりやタイヤのパンク、ガス欠などに対応してくれるので、非常に便利なサービスですね。

 

しかし、保険会社によって内容が微妙に異なりますから、しっかりと見比べなくてはいけません。車のトラブルはいつ起こるか分からないので、自分に合ったロードサービスを受けられるようにしましょう。

 

ここでは、ロードサービスで自動車保険を決める時のポイントを紹介します。

 

自動車保険をロードサービスで選ぶ時のチェックポイント

 

ロードサービスにおけるチェックポイント

 

対応できるトラブルの種類

 

車のトラブルで最も多いのが、次の3つになります。

 

 

ロードサービスでありがちなトラブル

 

どこの自動車保険でも、これらのトラブルに対しては対応してくれるはずです。あとは、プラスアルファで自分に必要なトラブル対応があるかどうかを検証しなくてはいけません。

 

ガス欠時のガソリン補給などは、給油してくれる量に差がある場合が多いですね。もしくは、キーを紛失した時に、その場でスペアキーを作成できるかどうかも重要でしょう。

 

また、30分以上の作業は有料になることもあるので、時間制限なども調べておくべきです。

 

トラブルが起きた時に対応できないと意味がないので、自分にどんなトラブルがあり得るかを考えるようにしてください。

 

 

レッカー移動の距離

 

自走不能になったときには、レッカーで修理工場まで搬送してもらうことができます。しかし、移動できる距離に制限がありますから、そこにも注目しておきましょう。

 

保険会社の指定工場までなら無料ですが、自分で場所を指定するなら距離制限があることが多いですね。10〜100kmなどの差がありますから、自分がお世話になっている修理工場があるなら注意してください。

 

 

修理後の自宅までの搬送費用

 

レッカーで修理工場まで搬送して、修理が終わった後が問題です。車を自分で取りに行くのか、自宅まで搬送してもらえるのかということですね。

 

旅先でトラブルに遭ってレッカー移動した場合だと、自宅から遠い修理工場になる可能性があります。そこまで取りに行くのは大変ですから、自宅まで搬送してもらわなくてはいけません。

 

そういった時に、別途で費用が掛かる場合があるので気を付けましょう。

 

 

宿泊・帰宅費用の補償

 

旅先で自走不能になった場合、車をレッカー移動すると足が無くなってしまいます。移動するためにタクシーや電車が必要になりますし、場合によってはホテルに宿泊する必要がありますね。

 

ロードサービスには宿泊・帰宅費用の補償がありますが、金額の上限が保険会社によって決まっています。もしくは、ホテルやタクシーの手配はしてくれますが、料金は実費になる保険会社もあるようです。

 

遠くにドライブへ行く機会が多い人は、この辺もチェックしておいてください。

 

 

拠点数

 

ロードサービスの拠点を、どれだけ持っているのかも注目すべきです。拠点数が多いほど到着が速いので、迅速に対応してもらうことができます。ロードサービスを呼んでも、数時間も待たされてしまったらストレスが溜まってしまいますよね。

 

一般的に、通販型の自動車保険だと8,000〜9,000ヵ所の拠点を持っています。一方、大手損保だとJAFと提携していたり、4,000〜5,000ヵ所の拠点数になっていることが多いです。

 

拠点数に限っていえば、通販型が頑張っている印象ですね。

 

 

代車の無料貸与サービス

 

車を修理することになったときに、代車を貸し出してくれるかも重要です。通勤や通学に車を使う人だと、一時的に車が無くなると困ってしまいます。そういった時に、代車を無料で貸してくれるとありがたいですよね。

 

保険会社の指定工場で修理した場合に、代車の貸し出しを用意していることが多いです。もしくは、「代車費用特約」を付帯しないと、レンタカー代は補償されない保険会社もあります。

 

 

その他の付加サービス

 

保険会社独自のサービスを、ロードサービスに組み込んでいる場合があります。たとえば、車の故障などの無料相談、ガソリンスタンドやレンタカー業者の無料案内、GPSによる位置情報把握などです。

 

基本サービスに差がないのであれば、付加サービスを重視して選択するのも悪くないと思います。

 

 

自分に合ったロードサービスを選ぶには?

 

お決まりの修理工場がある

 

車が好きな人は、いつもお世話になっているカーショップや修理工場があると思います。そういった人であれば、レッカーによる移動距離が多いロードサービスを選択しましょう。

 

保険会社の指定工場だと無料ですが、自分の車について熟知している人に見てもらいたいですよね。

 

ちなみに、JAFでレッカー移動を依頼すると、基本料と作業料で12,880円になります。さらに、牽引料として1kmにつき720円も掛かるわけです。ですから、レッカーの移動距離が長いロードサービスだと、それだけ得をすることになるでしょう。

 

 

遠くまで出かけることが多い

 

車で遠出する機会が多いのなら、宿泊・帰宅費用の補償がしっかりしているロードサービスを選びましょう。複数人でのドライブだと宿泊費もバカになりませんし、料金で揉めてしまうかもしれません。

 

なので、しっかりと補償してもらえる方が良いですよね。最近だと、ペットホテルの宿泊費も補償する保険会社が増えているので、ペットを連れてドライブする人はチェックしてみてください。

 

 

車に乗る機会が少ない

 

あまり車に乗らない人は、バッテリー上がりのリスクが高いです。バッテリー上がりのジャンピング作業は、回数制限を設けている保険会社が多いですね。なので、回数制限が多いロードサービスを選んでおけば、困ってしまうこともないでしょう。

 

基本的には、保険期間中1回が上限になることが多いですが、2年目以降は上限が増える保険会社もあります。なので、トラブル対応の回数に注目して、ロードサービスを選ぶと良いでしょう。

 

 

 

以上、ロードサービス選びのチェックポイントを紹介しました。あまり意識する人が少ないロードサービスですが、活用すると便利なので覚えておきましょう。カーライフを充実させるために、トラブルに対応できることは重要ですよ。

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